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倉庫株の高配当ランキング一覧|三菱倉庫・住友倉庫・三井倉庫を元金融マンが比較【2026年】

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倉庫・物流業界は景気に左右されにくい安定事業として、高配当株投資家から注目されています。

ただし正直に言います。倉庫株は全体的に配当利回りが低めで、「高配当株」として選ぶには工夫が必要なセクターです。2026年3月末時点で主要倉庫株の配当利回りは2.5〜3.1%程度。私の選定基準(3.5%以上)を満たす銘柄は多くありません。

それでも倉庫株に魅力があるのは、DOE(株主資本配当率)を配当方針に採用している企業が多く、業績に左右されにくい安定した増配が期待できるという点です。この記事では利回りだけでなく、配当の安定性・業績トレンド・配当方針まで含めて正直に評価します。

免責事項:本記事は個人の見解であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。株価・配当金は変動します。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。数値は2026年3月末時点のものです。

タップできる目次

主要倉庫株の配当データ一覧

銘柄 (コード)予想配当配当利回り配当性向配当方針最新業績
住友倉庫 (9303)103円約3.0〜3.2%約40%DOE3.5〜4%目安安定
三菱倉庫 (9301)36円約2.5〜2.6%約37%ROE10%目標・増配傾向純利益+89%
澁澤倉庫 (9304)54円約3.0〜3.5%50%以上累進配当方針最高益・上方修正
三井倉庫HD (9302)49円約2.6%約30%配当性向30%基準純利益17%減

※株価・配当利回りは変動します。最新情報はIRバンクYahoo!ファイナンスでご確認ください。

倉庫株の特徴と高配当投資家が注意すべきこと

倉庫・物流業界はEC需要の拡大やサプライチェーン強化の波に乗っており、長期的な需要は底堅い。加えて各社とも不動産事業を持ち、倉庫用地という実物資産が収益を安定させています。

ただし利回りは全体的に2.5〜3.2%程度と、私の選定基準(3.5%以上)をやや下回る水準が続いています。これは株価が業績に対して適正〜やや高めに評価されているためで、倉庫株が「割高」というよりも「安定事業として市場に評価されている」結果です。

では買えないのか?そうではなく、市場全体の下落や個別の悪材料で株価が下がったタイミングで仕込むことで、利回り3.5%以上の水準で取得できる機会があります。

私の選定基準で評価したランキング

1位:澁澤倉庫 (9304)|累進配当方針・最高益更新

  • 配当方針:累進配当(1株あたり35円・分割後を下限とした増配継続)・配当性向50%以上
  • 業績:2026年3月期は過去最高益を更新・上方修正(株探ニュース
  • 特徴:澁澤栄一創業の老舗。陸運と不動産に強み。株価が下落した局面では3.5%超えの利回りを取得できる可能性
  • 注意点:時価総額が約800億円と相対的に小さく、流動性がやや低い

累進配当方針(配当を減らさない)と過去最高益更新の組み合わせが最も魅力的です。配当性向50%以上という方針も株主還元への本気度を示しています。株価次第では私の選定基準を満たす利回りで仕込める銘柄です。

2位:住友倉庫 (9303)|DOE方針で配当が業績に左右されにくい

  • 配当方針:DOE3.5〜4.0%を目安(FISCO企業情報
  • 利回り:現在約3.0〜3.2%。倉庫株の中では相対的に高い水準
  • 特徴:1899年創業の老舗総合物流企業。港運・国際輸送・不動産の3本柱
  • 注意点:利回りは私の基準(3.5%以上)をやや下回る。株価が下がったタイミングを狙いたい

DOEとは「配当金 ÷ 株主資本」で計算される指標で、純利益が減っても株主資本が維持されている限り配当を維持しやすい仕組みです。景気に左右されにくい配当という意味で、DOE方針を採用している企業は高配当株投資家にとって魅力的です。

3位:三菱倉庫 (9301)|業績絶好調・ただし利回りは低い

  • 業績:Q3純利益前年同期比89%増という大幅増益。業績は文句なし
  • 特徴:陸上・港湾・国際輸送に強み。三菱グループの安定感。不動産が利益源の一角
  • 注意点:現在の利回りは約2.5〜2.6%と私の基準を大きく下回る。業績好調が株価に織り込まれている状態

業績だけを見れば倉庫株の中で最も好調です。ただし株価にすでに反映されており、現在の水準では利回りが低すぎます。大きく株価が下落して利回りが3.5%近くになる局面があれば仕込みを検討したい銘柄です。

参考:三井倉庫HD (9302)|業績回復を確認してから

  • 業績:純利益17%減(Q3)。配当性向30%基準のため業績悪化が配当に影響しやすい
  • 利回り:約2.6%と低め
  • 特徴:文書保管・海外展開・家電物流に強み。DX投資に積極的

業績が一時的に落ちている中で利回りも低いため、現時点では私の選定基準から外れています。業績が回復して利回りも上昇したタイミングで改めて検討したい銘柄です。

倉庫株に共通する強みと注意点

強み:景気耐性のある安定事業

倉庫・物流は企業活動の基盤インフラです。景気が多少悪化しても荷物の保管・輸送の需要はほぼ変わりません。さらにEC拡大・食品物流の高度化・医療品管理の需要増など、長期的な追い風が続いています。また各社が倉庫用の不動産を大量に保有しており、不動産収益が業績を下支えしています。

注意点:利回りは低め・大きな株価上昇も期待しにくい

安定事業である分、爆発的な成長は期待しにくく、株価の大きな上昇も見込みにくい。また現在の株価水準では利回りが私の選定基準(3.5%以上)を満たさない銘柄が多い状態です。市場全体の下落や個別の悪材料で株価が下がった局面でのみ、選定基準を満たす水準で仕込めると考えています。

まとめ

倉庫株の高配当ランキング (2026年3月末時点)

  1. 澁澤倉庫 (9304):累進配当方針・最高益更新・配当性向50%以上。株価次第で利回り3.5%超えも
  2. 住友倉庫 (9303):DOE3.5〜4%目安の安定配当方針。利回りはやや低め
  3. 三菱倉庫 (9301):業績絶好調だが株価に織り込まれ利回りは低い
  4. 三井倉庫HD (9302):業績一時減益・利回りも低い。業績回復を待ちたい

倉庫株は「割安で買えるタイミング」が最も重要なセクターです。現在の水準では私の選定基準を満たす銘柄が少ないことは正直にお伝えします。

倉庫株はセクターとして安定性が高く長期保有に向いていますが、現在の株価水準ではまこさんの選定基準(利回り3.5%以上)を満たしにくい状況です。株価が下がって利回りが上昇したタイミングを待ちながら、ウォッチリストに入れておくのが現実的な対応です。

銘柄の選び方の全体像は高配当株の銘柄選定基準を解説で、業績の確認方法は高配当株で失敗する人の共通点5つで解説しています。

※本記事の情報は2026年3月末時点のものです。株価・配当金・業績は変動します。最新情報は必ずIRバンク・各社IR情報でご確認ください。
※投資にはリスクがあります。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。

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