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商社株の高配当ランキング一覧|5大商社を元金融マンが比較【2026年】バフェット銘柄の今

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ウォーレン・バフェット氏が日本の5大商社に投資したことで、三菱商事・三井物産・伊藤忠・住友商事・丸紅は世界中の投資家から注目を集めました。2019〜2024年にかけて各社の株価は2〜4倍に上昇しています。

しかし正直に言います。現在の株価水準では5社全ての配当利回りが1.8〜3.1%程度で、私の選定基準(3.5%以上)を満たしていません。

「バフェットが買った=今すぐ買うべき」ではありません。バフェットが買ったのは株価が今より大幅に安い水準でした。現在の水準で買うかどうかは別の判断が必要です。この記事では5大商社を正直に評価します。

免責事項:本記事は個人の見解であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。株価・配当金は変動します。数値は2026年3月末時点のものです。

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5大商社の基本データ比較

銘柄 (コード)予想配当配当利回り配当方針Q3業績特徴
三菱商事 (8058)110円約3.0〜3.1%累進配当純利益-26.5%資源・総合力No.1
住友商事 (8053)140円約2.6%累進配当非資源・堅実経営
三井物産 (8031)115円約2.5〜2.6%累進配当資源・エネルギー強み
伊藤忠商事 (8001)200円約2.6%累進配当純利益+31%非資源・ローソン
丸紅 (8002)107.5円約1.8%累進配当穀物・電力インフラ

※株価・配当利回りは変動します。最新情報はIRバンク・各社公式IRでご確認ください。

商社株が「今は買いにくい」理由

2019年にバフェット氏が5大商社株を購入した当時の配当利回りは5〜6%程度でした。割安な水準で仕込んだからこそ意味のある投資でした。

その後株価は2〜4倍に上昇し、現在の利回りは1.8〜3.1%。バフェットが魅力と感じた「割安さ」はすでに解消されています。今の水準で「バフェットが買ったから」と購入するのは、全く異なる判断です。

ただし5社全てが累進配当方針(配当を減らさない)を掲げており、業績が厳しい局面でも配当を守る姿勢は評価できます。今後の株価下落局面で利回りが3.5%以上に戻ったタイミングがあれば、改めて検討する価値があります。

5社の特徴と私の評価

利回りで選ぶなら三菱商事 (8058)

5社の中で唯一3%を超える利回り水準です。ただしQ3純利益は前年同期比-26.5%。これは前期の一時的な利益の反動が主因で、営業キャッシュフローは上方修正されており業績の実態は悪くありません。累進配当方針かつ大規模な自社株買いも実施しており、総合的な株主還元は5社でトップクラスです。

業績の安定性で選ぶなら伊藤忠商事 (8001)

Q3純利益+31%は5社の中で突出しています。伊藤忠は資源よりも生活消費関連(ローソン、ファミリーマート出資など)に強みを持つ非資源型商社のため、資源価格の変動に左右されにくく業績が安定しやすい構造です。ただし利回りは約2.6%と低め。総還元性向40%以上と自社株買いも組み合わせた「総合的な株主還元」では評価できますが、純粋な配当利回りでは選びにくい水準です。

資源関連への分散なら三井物産 (8031)

エネルギー・金属資源に強みを持ち、累進配当方針を採用。資源価格が上昇する局面では業績が大きく伸びる反面、下落局面では業績が落ちやすいという特性があります。資源への投資テーマを持ちつつ配当も受け取りたい場合の選択肢です。

商社株の強みと注意点

強み

  • 5社全て累進配当方針:業績が厳しくても配当を守ろうとする姿勢が明確
  • 事業の多角化:資源・食料・インフラ・金融・生活消費と幅広く、特定業種への依存が低い
  • グローバル展開:日本国内の成長が鈍化しても海外で収益を稼げる構造

注意点

  • 資源価格の変動リスク:資源系商社は原油・金属価格の影響を大きく受ける
  • 為替リスク:海外収益の割合が高いため、円高になると業績が悪化しやすい
  • 現在の利回りは選定基準外:5社全て利回り3.5%未満。株価が大きく下落したタイミングを待つ必要がある

まとめ

商社株の高配当評価まとめ (2026年3月末時点)

  • 5社全て累進配当方針で株主還元姿勢は評価できる
  • 現在の利回りは1.8〜3.1%と、5社全てが私の選定基準 (3.5%以上) を下回る
  • 最も利回りが高いのは三菱商事 (約3.1%) だが基準には届かない
  • 業績が最も好調なのは伊藤忠商事 (Q3純利益+31%)
  • 「バフェットが買ったから今も良い買い物」ではない。バフェットが買った水準と今の水準は全く異なる
  • 市場全体の下落で利回り3.5%以上になった局面がウォッチポイント
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