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高配当株をやめた理由でよく聞く5つのパターン|それでも私が続ける理由

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「高配当株をやめた」「やめようか迷っている」という声をXでよく見かけます。投資を続けていれば、誰でも一度は「もうやめようか」と思う瞬間があります。

私もそういう局面を何度か経験しています。それでも続けてきた理由と、やめた方がいいケースを正直に書きます。

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高配当株をやめた理由でよく聞く5つのパターン

パターン1:含み損に耐えられなかった

株価が下がって含み損が出たとき、「配当金をもらっても損の方が大きい」と感じてやめてしまうケースです。これは高配当株投資でも、他の投資でも起こります。

ただし高配当株の含み損と、グロース株の含み損は性質が違います。グロース株は「将来の値上がり期待」で買っているので、値上がりしなければ保有理由がなくなります。一方で高配当株は「配当収入」が目的なので、株価が下がっても配当が維持されていれば保有理由は消えていません。

含み損で動揺してしまうのは、株価を気にしすぎているサインかもしれません。

→ 関連記事:高配当株は損切りしない|含み損が出ても売らない3つの理由

パターン2:減配があって裏切られた気がした

保有銘柄が減配して「こんなに信じていたのに」とやめてしまうケースです。この気持ちは理解できます。

ただ、減配が起きた原因を振り返ることが重要です。もともと配当性向が高すぎた銘柄・業績が不安定な業種・減配歴がある銘柄を選んでいなかったか。銘柄の選び方に問題があったなら、やめるのではなく「選び方を変える」が正解です。

芙蓉総合リースのように、長い連続増配実績があっても業績悪化で状況が変わることはあります。そのときは売却も含めた判断が必要ですが、「1銘柄の減配=高配当株投資をやめる」は過剰反応です。

→ 関連記事:買ってはいけない高配当株の特徴5つ

パターン3:インデックス投資の方がリターンが良いと知った

「長期的なトータルリターンではS&P500の方が高配当株より優れている」という情報を見てやめてしまうケースです。データとしてこれは概ね正しい。

ただし、これは「資産を最大化する」という目的における話です。

インデックス投資は保有している間は現金が入りません。配当金という形での定期収入は発生しない。「配当という現金収入を積み上げたい」という目的であれば、インデックス投資は代替になりません。目的が違う投資法を比べて「どちらが優れているか」という議論は、そもそも噛み合っていません。

→ 関連記事:高配当株が「良くない」と言われる4つの理由を10年投資家が正直に検証する

パターン4:配当金が思ったより少なかった

「月3万円の配当」を目指して始めたのに、実際に受け取れる金額が年間数千円〜数万円で「こんなもんか」と冷めてしまうケースです。

これは最初から覚悟しておく必要があります。元本100万円・利回り4%で年間配当は約3.2万円(税引き後)です。月3万円の配当には利回り4%で約1,200万円が必要です。

高配当株投資は「少額から始めて何年もかけて積み上げる」投資法です。始めたばかりで大きな配当を期待するのは、仕組みに対する誤解があります。

月3万円の配当(税引き後・利回り4%想定)に必要な元本:約1,100万円
毎月3万円を積み立てると10年で元本360万円。増配や再投資を含めれば着実に近づきますが、「すぐに大きな収入を得たい」という目的には向いていません。

→ 関連記事:高配当株は少しずつ買う|まとめて買わない理由と実践的な買い方

パターン5:管理が面倒になった

複数銘柄を保有して決算確認が増えるにつれ「こんなに時間をかけるなら、インデックス投資にしておけばよかった」と感じてやめてしまうケースです。

この場合は、管理の仕方を見直す余地があります。高配当株の管理に必要なのは四半期に1回・1銘柄15分程度の確認だけです。毎日株価を見る必要はありません。それでも面倒なら、確かにインデックス投資の方が向いているかもしれません。

→ 関連記事:高配当株はほったらかしでいい|長期保有で配当を積み上げる投資法

やめた方がいいケース、続けた方がいいケース

やめた方がいいケース続けた方がいいケース
数年以内に資金が必要な可能性がある長期的な配当収入の積み上げが目的
含み損を見るだけで精神的に辛い株価より配当収入を重視できる
資産を数年で大きく増やしたい毎日チャートを見る時間がない・見たくない
銘柄管理に時間をかけたくないコツコツ積み上げる投資スタイルが性に合っている

私がやめなかった理由

正直に言うと、10年の中で「もうやめようか」と思ったことが何度かあります。特に2020年のコロナショックで保有株が一気に含み損になったとき、一瞬頭をよぎりました。

それでも続けた理由は単純です。株価が下がっても、配当金は口座に振り込まれ続けていたからです。目的(配当収入)は達成されていた。株価という数字が変わっただけで、投資の本質は変わっていなかった。

あのとき売っていたら、その後の回復と増配をすべて手放していました。続けた判断が正しかったかどうかは、まだ2035年までの道半ばなので断言できません。ただ、今のところ続けてきたことを後悔していません。

まとめ

  • 含み損・減配・インデックスとの比較でやめたくなるのは自然なこと
  • 「銘柄の選び方が悪かった」なら、やめるより選び方を変える方が合理的
  • 「目的が最初からずれていた」なら、やめることも正しい選択
  • 高配当株は「配当収入を積み上げる」目的の人に向いている投資法
  • やめたくなったときこそ「自分は何のために投資しているか」を問い直すタイミング

私が実践している銘柄選定の基準は高配当株の銘柄選定基準を解説で公開しています。減配リスクを抑えた上で続けたいと思った方は、高配当株ランキングまとめも参考にしてください。

※投資にはリスクがあります。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。

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