受け取った配当金をどう使うか。使ってしまうのか、再投資に回すのか。この選択が10年後の配当収入の額に大きな差を生みます。
再投資を続けることで、配当が配当を生む「複利の効果」が働き始めます。
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再投資とは「配当金で株を買い増すこと」
再投資とはシンプルです。受け取った配当金を生活費に使わず、同じ(または別の)高配当株を買うために使うことです。
再投資のイメージ
- 高配当株を購入 → 年間4,000円の配当が入る
- 4,000円でさらに高配当株を買う
- 来年は元の株+新しく買った株から配当が入る
- これを繰り返すと、もらえる配当が雪だるま式に増えていく
再投資の効果:数字で見る
毎月3万円を積み立て、受け取った配当金もすべて再投資した場合と、配当を使い続けた場合の差を見てみましょう。
| 年数 | 再投資なし (配当を使う) | 再投資あり (配当を買い増しに使う) |
|---|---|---|
| 5年後 | 年間配当 約5.8万円 | 年間配当 約6.5万円 |
| 10年後 | 年間配当 約11.5万円 | 年間配当 約14.5万円 |
※税引き後・利回り4%・増配なし・株価一定の概算。実際の結果を保証するものではありません。
10年で約26%の差が生まれます。増配が続けばこの差はさらに広がります。
NISAでの再投資の注意点
NISA口座で受け取った配当金を再投資する場合、その分の買い付けはNISAの年間投資枠を消費します。
例えば年間投資枠(成長投資枠240万円)がいっぱいになっている場合、再投資は特定口座(課税口座)での購入になります。NISAの非課税枠は翌年に持ち越せないため、計画的に使うことが重要です。
再投資より先にやるべきこと
配当金を再投資することは大切ですが、順番があります。
まず生活防衛費(生活費6ヶ月分程度の現金)を確保してから投資を始めましょう。投資資金が手元の全財産では、急な出費があったときに株を売らざるを得なくなります。
「余裕資金で投資・配当は再投資に回す」という原則を守ることで、相場の下落時にも冷静に保有を続けられます。
まとめ
- 再投資とは受け取った配当金で株を買い増すこと
- 再投資を続けることで配当が配当を生む複利効果が働く
- 10年で再投資ありとなしでは約26%の差が生まれる
- NISA枠が余っていれば再投資もNISAで行うと非課税になる
- 生活防衛費を確保した上で余裕資金を再投資に回すのが鉄則
→ 年間120万円の配当を目指すロードマップは年間配当120万円のロードマップをご覧ください。
※投資にはリスクがあります。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。


