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高配当株とは何か|持っているだけで配当金が入る仕組みを初心者向けに解説

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「高配当株」という言葉を聞いて、気になっているけれど何から調べればいいか分からない。そういう方に向けて、基本の仕組みから順番に説明します。

元金融機関員の私が難しい用語はできるだけ使わず、「高配当株って何?」という疑問に正直に答えます。

タップできる目次

高配当株とは「持っているだけでお金が入る株」のこと

まず「株」の基本から整理します。

株とは、会社の一部を買うことです。会社が利益を出したとき、その利益の一部を「株主(株を持っている人)」に分けてくれます。この分け前のことを「配当金」といいます。

配当金は、株を持っているだけで受け取れます。毎日チャートを見る必要も、売買を繰り返す必要もありません。持っている間、定期的に口座に振り込まれ続けます。

そして「高配当株」とは、この配当金が多い株のことです。

具体例で理解する

A社の株価:2,000円
A社の年間配当金:1株あたり80円
→ 100株(20万円分)持っていれば、毎年8,000円が口座に振り込まれる
→ 1,000株(200万円分)持っていれば、毎年8万円が振り込まれる

「持っているだけでお金が入ってくる」この仕組みが高配当株投資の本質です。

「配当利回り」とは何か

高配当株を語るうえで「配当利回り」という言葉が必ず出てきます。

配当利回りとは、買った株価に対して、年間いくら配当金を受け取れるかの割合です。

配当利回り(%)= 年間配当金 ÷ 株価 × 100
例:株価2,000円・年間配当80円 → 80 ÷ 2,000 × 100 = 利回り4%

東証プライム市場全体の平均配当利回りは約2%台です。一般的に配当利回りが3.5%以上の銘柄を「高配当株」と呼ぶことが多いです。

私の基準は利回り3.5%以上。銀行の定期預金金利が0.3%程度の現在、4%台の配当利回りは大きな差があります。

普通の株式投資との違い

株式投資の利益の取り方は大きく2種類あります。

キャピタルゲイン投資高配当株投資(インカムゲイン)
利益の取り方安く買って高く売る差額持っているだけで入る配当金
株価の動きへの関心毎日チェックが必要基本的に気にしなくていい
収入のタイミング売ったときだけ年1〜2回(持っている間ずっと)
向いている人相場を読むのが好きな人コツコツ積み上げたい人

高配当株投資は「買ったら長く持ち続け、配当金を積み上げていく」投資法です。短期間で大きく儲けるのは難しいですが、10年・20年という時間をかけて着実に配当収入を育てていくことができます。

配当金は実際にいくらもらえるのか

「でも、配当金なんてたかが知れているんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

確かに最初は少ないです。しかし積み上げていくとどうなるか、具体的な数字で見てみましょう。

毎月3万円を利回り4%の高配当株に積み立てた場合(概算・税引き後)

  • 1年後:元本36万円 → 年間配当 約1.1万円
  • 5年後:元本180万円 → 年間配当 約5.8万円(月約4,800円)
  • 10年後:元本360万円 → 年間配当 約11.5万円(月約9,600円)
  • 増配が続けば、実際の配当はさらに増える

※税引き後・増配なし・株価変動なしの概算。実際の結果を保証するものではありません。

10年で月1万円近い「第2の給料」ができる計算です。私が目指しているのはその延長線上にある年間配当120万円(月10万円相当)です。

高配当株投資の注意点

「持っているだけでお金が入るなら完璧じゃないか」と思うかもしれませんが、正直に注意点も伝えます。

①配当金は保証されていない
企業の業績が悪化すると配当が減る(減配)ことがあります。最悪の場合、配当がゼロになる(無配)こともあります。だから銘柄の選び方が重要です。

②株価が下がることがある
高配当株でも株価は上下します。買った直後に株価が下がって含み損になることはあります。ただし配当金が維持されていれば、長期保有することで配当が積み上がっていきます。

③大きく一気に増える投資法ではない
高配当株投資は「10年・20年で配当収入を育てる」投資法です。短期間で資産を何倍にもしたいという目的には向きません。

この3つを理解した上で始めると、余計な焦りや不安なく続けられます。

どんな株が「高配当株」なのか

高配当株には、いくつか共通した特徴があります。

業績が安定していて毎年きちんと利益を出している会社。インフラ・金融・建設・リースなど、景気に左右されにくいビジネスを持つ会社。そして株主への配当を大切にする姿勢が長年続いている会社です。

私が特に重視しているのは「10年以上、一度も配当を減らしていない実績」があること。リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)という大きな危機を乗り越えて配当を守り続けた企業は、これからも守り続けられる可能性が高い。

具体的な銘柄の選び方は高配当株の銘柄選定基準を解説で詳しく紹介しています。

高配当株投資を始めるには

高配当株を買うには証券口座が必要です。手順はシンプルです。

  1. 証券口座を開く(無料・オンラインで完結)
  2. NISA口座の設定をする(配当金が非課税になる)
  3. 銘柄を選んで、少しずつ買い始める
  4. 四半期に1回、業績を確認する
  5. 配当金が振り込まれたら再投資に回す

私がおすすめしているのはSBI証券です。S株(単元未満株)という仕組みで1株から買えるため、数千円から始めることができます。口座開設から初めての購入まで、このブログで一つずつ解説しています。

まとめ:高配当株とは「配当金を積み上げていく投資」

  • 高配当株とは、配当利回りが高い株のこと(目安3.5%以上)
  • 持っているだけで年1〜2回、配当金が口座に振り込まれる
  • 毎日チャートを見る必要がなく、忙しい人でも続けやすい
  • 短期で大きく増やす投資法ではなく、10年以上かけて配当収入を育てる
  • 銘柄の選び方を間違えなければ、減配リスクは大幅に下げられる
  • 月3万円の積立で、10年後に月1万円近い配当収入をつくれる

高配当株投資はすぐに結果が出る投資法ではありません。ただ、正しい銘柄を選んで持ち続けることで、時間を味方にした「育てる投資」ができます。

このブログでは、高配当株投資の基礎知識から、具体的な銘柄の選び方、口座の開設方法まで、初心者の方が迷わず始められるよう一つずつ解説しています。まずは高配当株のメリット・デメリットも読んでみてください。

※投資にはリスクがあります。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。

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